今日は特別研修の法廷傍聴の日でした。
今年はサブチューターなので講義はしませんが、傍聴の引率は通常どおり2回担当します。
ただ、違うのは、いつもなら初回の講義(zoom)を終えて、担当するクラスの受講生さんたちと初めて対面するので、この人が○○さんで、この人が△△さんだったよなと必死に確認するのですが、今年はそれがありません。
出欠はとりましたが、さすがにその1回で覚えるのは。。。
いろいろ話はしましたが、名前はわからないままにという感じです(^_^;)
さて、今日も例年と同じく簡易裁判所では尋問を行う事件がないので、いったん簡裁で簡単な説明をしたあと地方裁判所に行きました。
途中に食堂や郵便局、書店があるので、それらの説明をするのはいつもどおりです。
そして、こちらもいつもどおり、受講生さんたちに傍聴したい事件を選んでもらいました。
といっても検索する機械(画面)では、当事者と事件の種類(損害賠償請求、建物明渡請求など)がわかるだけで、実際の内容は傍聴してみないとわからないんですけどね。
今日は、誰もが知っている某学校法人が被告の不当利得返還請求事件だったので、学生さんによる入学金とか授業料の返還請求かな?と思いましたが、傍聴すると全然違っていました。
当事者(原告・被告)だけでなく、証人尋問を見れたのはよかったですかね。
証人尋問は必ずあるわけじゃないですからね。
双方の代理人弁護士は、え?なんでこんなに傍聴人がいるの!?という感じで驚いていましたが、動じることなく落ち着いて尋問していました。
通常はがらんとしているので、証人や原告、被告は、たくさんの人に見られていると思うと調子が狂ってしまうこともあると思います・・・。
その意味では、たまたま選んでしまって申し訳ない・・・という気持ちはありますが、研修なのでご勘弁をという感じです。。。
証人が2人もいたので尋問は長時間にわたり、研修の終了時間である16時には終わりそうになかったので、途中で退席して記録用紙を書いてもらいました。
ところで驚いたのは、今日引率した8人中7人が既に司法書士登録をしていたこと(@@)
コロナ以降は、研修の時期が以前の2~3月から5~6月に変わったとはいえ、こんなに早く登録するんですね。
東京は配属研修が司法書士登録をするための要件ではないこともあるのでしょうが。
まあ、今年はサブチューターのため自己紹介をしてもらっていないので、皆さんの合格年度や今どんな事務所でどんな仕事をしているか、今までの経歴などなど何もわかっていないので。。。