今日は私が今度保佐人に就任する予定の方に対する裁判所の
面談がありました。
私もご本人が入所している特別養護老人ホームまで出向いて
立ち会いました。
保佐人は成年後見人と違い、何でもかんでも代わりにやれる
わけではなく、必要な事柄で、かつ裁判所の調査官が面談にて
確認を行い、本人が同意したものだけを代理権として付与する
ことになります。
今回、いくつかの項目は、本人が「必要ない、やってもらわなくて
いい」と回答したので、代理権がなくなってしまいました・・・。
具体的には相続の承認・放棄や遺留分減殺請求などです。
まあ、もしかしたら必要になるかもと思って入れてあった
項目なのですぐに支障があるわけではなく、実際必要ない
可能性も高いです。
このまま何もなければ、来月か再来月には選任の審判が
確定して、保佐人の仕事が始まりますが、いくつか大きな
問題があるので心してかからないといけません。