平成27年5月9日 被災地巡回相談初日②
車は順調に走り、2時間ちょっとで釜石に到着。
順調すぎて、お昼を食べるにはまだ早すぎます^^;
大槌町の司法書士相談センター内に事務所を構える方
(震災後に被災地支援のため東京から移住されました)と
合流して、少し時間をつぶしたあと、駅前のお店で海鮮丼を
食べました!
午後の巡回相談を頑張るためのパワーがみなぎりますね。
昼食のあとは大槌の司法書士相談センター(ショッピング
センターの中にあります)に移動しました。
準備を済ませると、先述の岩手会の方にセンターに残ってもらい
私たち4人は仮設住宅に向かいました。
暖かくなってきているし、天気もよいので留守宅が目立ちました。
また、既に再建した家や他の場所に移り住んで、空室になって
いるところもちらほら。
災害公営住宅への入居が決まっている方々も多くいらっしゃい
ましたが、完成はまだ1年先とか2年先ということも。。。
震災に関しては、今ではほとんどニュースでも取り上げられず
風化している感もありますが、4年以上経ってもなお、狭くて
色々と不都合の多い仮設住宅での暮らしを強いられている
人たちがまだまだたくさんいらっしゃるのが現状です。
今日お会いした方の中で一番印象に残った方の話です↓
家族が津波で亡くなったが、遺体が見つかっていないので
なかなか前に進めない。
ただ、4年が経ってやっと土地のことなど何とかしないと
いけないなあと思い始めた。
今後何かあったらその時は相談するのでよろしくお願いします。
最後は少し笑って、ご苦労様でしたと言っていただきましたが
底知れぬ悲しみを感じて、胸が痛くなりました。
でも何ができるわけでもなく・・・。
無力ですね。。。