先日書いた司法書士の友人のお父さんの告別式に参列しました。
実際にお会いしたことはありませんが、遺影を拝見して、受けた
印象は 「誠実で、厳しい中にも優しさがある」。
そういった感じでした。
しかし、その人生の一面には非常に苦労された経緯があり
45歳の時から約25年間も、毎週3〜4回の透析をおこなって
きたとのことです。
喪主(息子さん)の言葉で印象的だったものを書いてみます。
最後病床での父からは、例え辛い治療であっても、まだ生きられる
のであれば、生きたいという強い意志を感じた。
そのことはとても嬉しかった。
でも長い闘病生活を終えて、やっと楽になれたことを思うと正直ほっとした
部分もある。
本人(父)や母の考えはまた違うのかもしれないけど、自分はそう思う。
少しちがうかもしれませんが、一昨年亡くなった祖母が晩年、足や頭が
痛い痛いといつも辛そうにしていて、満身創痍の姿を見ていると、
極楽浄土に旅立った時には、もちろん寂しさや悲しさもあるものの
ほっとした気持ちもありました。
認知症にかかる前には、早く仏様のところに行きたいと言っていたので
なおさらそのように思いました。
友人のお父さんには、病気の痛みや苦しみから解放されて、ゆっくり
休んでいただき、天国から息子さんや奥さんのことを見守ってあげて
いただきたいと思います。