平成25年7月17日 法テラス審査委員
今日は法テラスの審査委員の担当日でした。
これは法テラスに法律扶助(収入が少ない人が裁判手続きを
おこなうために弁護士や司法書士に支払う費用を一時的に
法テラスに立て替えてもらって分割で払う制度)の申込みが
された案件について、援助決定を出すのが妥当か否かを
確認するというものです。
昨年の秋に審査委員になったので、もうすぐ1年になりますが
自分が依頼を受けている事件以外の事件の一端を垣間見る
ことができる貴重な経験でもあります。
というのも東京の法テラスでは、債務整理の案件は書面による
審査が原則で、面談は省略されているので、面談での審査を
おこなうのは、訴訟案件や家事事件が大半なのです。
これらの事件は普段あまり触れることがないですからね。
審査には本人さんだけが来ることもあれば、受任弁護士が
いっしょに来ることもあります。
離婚やDVが絡む事件などは聞き取りの最中に泣き出す
人もいて、複雑な心境になります・・・。
もちろん、男性の側にも言い分はあるのでしょうが、女性の話を
聞く限りではひどい男が多いですね。
本人だけの責任ではなく社会のゆがみに起因する部分も
あるのでしょうが。。。
自分の中では、よほどのことがない限り妻に手をあげるのは
絶対になしだと思っています。
ところでDVといえば4年くらい前の全青司関東ブロック研修の
テーマがDVだったのですが、その中でDVに該当するか
どうかを確認する10個くらいのアンケートがありました。
確か私は1つか2つ当てはまったような??
で、結果ですが、私としては、1〜2個がセーフ、3〜5個が
予備軍、6〜10個がアウトみたいなものを予測してました。
しかし、講師の先生が言うには、程度の差はあれ、1つでも
当てはまる人はDVだと(@@)
んなアホな!とは思いましたが、同時にそれくらい男性側は
軽く考えていて危険であるということも認識しました。