今日は特別研修の裁判傍聴でした。
本来は簡易裁判所で、尋問(証人尋問・当事者尋問)をみるのが
理想的なのですが、そうそう都合よくはありません。
13〜16時の間に1件しかないのに、4班もいるので、他の班に
譲りました。
こういった場合、例年、地裁の事件を傍聴に行きます。
ただ、さすがに簡裁の法廷をまったく見ないのもどうかと思い
雰囲気だけでもと、2件ほど弁論を見ましたが、このうちひとつが
公示送達の事件で見ごたえがありました。
公示送達というのは、被告がどこにいるかわならない場合にする
手続で、相手としてはまったく知らない間に訴えられていることに
なります。
理不尽かもしれませんが、どこにいるかわならないからといって
訴えることができないというのもまた理不尽ですからね。
その代わりに証拠を揃えて全ての主張を立証する必要があります。
裁判官も研修で膨張しているのを意識してくれてか、原告が
代理人なしの本人訴訟だからか、丁寧に説明してくれたので
受講生さんたちも勉強になったと思います。
その後は地裁に移動しました。
1年ぶりに来ましたが、まさに昨年の法廷傍聴で、地裁の
エレベータホールにいる時に父から電話がかかってきて
その後かけなおしたら、検査の結果、癌の再発が判明したとの
ことでした・・・。
当然そのことを思いだし、今後もここに来るたびに思い出すん
だろうなと思いました。
地裁では貸金請求事件の証人尋問と当事者尋問を見ることが
できました。
ちょっと複雑な事案だったので、受講生さんたちは??な部分も
あったでしょうが、弁護士さんや裁判官がどんなふうに尋問して
いるか参考になったと思います。
驚いたのは傍聴終了後にいきなり飲み会に誘われたこと!
まだ月曜日に初めて会ったばかりですからね(@@)
例年、中盤か後半に誘われることはありますが、こんなに
早いのは初めて。
幸い(?)このあとは予定もなかったので、せっかくの誘いであり
行くことに。
新橋で17時前から飲み始め、2軒目も行き、家に着いたら
22時間半でした(@@)
受講生さんたちとの間には、しばらくは距離があるものですが
一気になくなり、次回以降の研修がやりやすくなりました^^;