長文であることを覚悟のうえ、お読みください^^;
高速船は途中けっこう揺れて、妻の友人はへばっていました(><)
船は順調に運行して、私が最も好きな離島の阿嘉島(あかじま)に
到着し、10分間停泊。
甲板に出て綺麗な海を見たかったのですが、私の膝を枕にして
息子二人が昼寝をしていたので断念。
あっという間に10分が経ち、今回の目的地である座間味島に
向けて再度出港しました。
しかし、、、
事件は既に起きていました。。。
港に着いて船から降りようとしたとき、後輩が「諏訪さん、ゴロゴロ
(スーツケース)は?」と。
あれ!?船の中にありません・・・。
一気に緊張感が高まります。
とりあえず下船して記憶を探ると、、、
食堂を出てチケットを買いに港に向かうときにはベビーカーしか
押していませんでした。
忘れたか(><)
慌てて船員さんに泊港に戻る船と最終の座間味島行きの船の
時間を聞くと、出港は5分後、15時半に着いて16時に出発だよと。
チケット持ってないけど、後精算で乗れるか聞くとダメとのこと・・・。
半ば冷静さを失ってはいましたが、30分もあればお店に行って
取ってこれるので、ダッシュで往復のチケットを買いに行きました。
売場が若干混雑していましたが、強引に購入(待っていた人
すみません。)
相当焦っていた証拠にチケット売場から高速船の乗場への
戻り方がわからなくなり。。。
せっかく買ったのに(><)
走り回ってやっと見つけ、飛び乗ったのは出港1分前でした。
皆を港に置き去りにして船に駆け込みましたが、その後に
ハイウェイ食堂に確認してもらったところ、ないと・・・。
さらに記憶を喚起したところ、確かに食堂に入ったときには
既になかったような。。。
タクシー?
いっしょに乗った人がトランクが空なのは確認したとのこと
でしたが、念のためタクシー会社に聞いてみると、やはりないと。
しばらくして電話があり、空港にあることが判明しました。
空港(><)
今回、初めて下の子が参加するということで、荷物の数が
半端なく増えていましたが、面倒もみないとということで
バタバタの中、上の子が「僕が運ぶよ!」と言ってくれたので
スーツケースを任せてしまい・・・。
途中までは運んでいるのを見たんですけどね。。。
責めるわけにはいかないので、私の責任です(-_-;)
しかし、空港となると30分で取りに行くのは厳しく、間に合う
保証はありません。。。
司法書士の友人が、ダメ元で空港から港まで運んでくれないか
交渉してくれることになりました。
まさにダメ元ですね。。。
ちなみにスーツケースの中身はほとんどが、海用のグッズで
あとはノートパソコンです。
最悪なくてもどうにかなるといえばなるのですが、普段着の
ままで泳ぐのか?とか、島の商店に水着売ってるかな?とか
上の子のウェットスーツや下の子の浮き輪にライフジャケットなど
わざわざこの旅行のために新調したのに全部無駄か・・・などと
いろんなことが頭を巡りました(-_-;)
空港にあるとわかった以上、今日回収して、私だけ那覇に一泊し
明日の朝一の船で島に渡ろうかとも考えました。
幹事がいない宴会もどうかと思いますが(-_-;)
一応船の予約だけでもしておくかと、船会社に連絡すると
なんと満席とのこと(><)
その後連絡があり、こちらで運んでくれる人を見つけるのなら
空港としては、本人が来なくても引き渡すと!
おお!一縷の望みが!!
祈る気持ちの中、時間が流れました。。。
そして、運命の電話があり、、、
タクシーや宅配便など色々とお願いしたが、全部断られたので
諦めてそのまま帰ってくるようにと。。。
荷物回収の途は絶たれました・・・。
結果論ですが、だったらそのまま皆と観光に行っておけば
よかったです。
聞くと、私がいなくなったことで、宿代の支払いがうまくいかず
一悶着あったみたいだし。
旅行の費用は私が全額預かっていましたからね。
実際、お金は島に置いてきた鞄の中に入っていたのですが・・・。
色々動いてもらって、その間の時間も無駄になりました。
はぁ・・・・・・。
ため息しか出てきませんでした(><)
虚しい気持ちの中、間もなく泊港に入港しますというアナウンス
があり、30分何をするかなと携帯を見たところ、、、
一切時刻を気にしていませんでしたが、予定より15分も早く
着いているじゃないですか(@@)
これなら!?
先頭で下船すると、猛ダッシュでタクシー乗り場に行き、経緯を
話すと「余裕で帰ってこれるさ〜」と!
その言葉を信じて飛び乗り、空港に向かいました!
車中で空港に連絡し、事情を話して、すぐに受け取れるかどうか
確認すると、面倒な手続きはないとのこと!
空港に着き、ダッシュでインフォメーションに行き、身分証明書を
見せて簡単な書類を書き、スーツケースを回収!
ダッシュで待ってもらっていたタクシーに再度乗り込みました。
もし嘘で、私が戻ってこなかったら無賃乗車になるわけですが
信じていただいたのもありがたかったですね。
結果的には、回収手続きの時間も含めて、なんと17分後には
港に戻ってきました(@@)
これも結果論で、もし予定どおりに着いていたら、さすがに
冒険はしなかったと思います。
それこそ戻ってこれなかったら、明日の朝の便にも乗れない
わけで、一体何をしに来たのか・・・となりますからね(><)
タクシーを降りて、即船に駆け込むことを想定していましたが
まだ20分以上もあるので、待ち合い所で降ろしてもらい
トイレに行って、飲み物を買い、余裕を持って乗り込みました。
最後は、なかなか時間にならず、早く出発しないかなという
感じでした^^;
タクシーの料金は往復で2,840円で、5千円札を出して
気持ち的には、お釣りはいいです!といった感じでしたが
そこは冷静になって、2,000円だけもらいました。
後輩が気づいてくれてなかったら、船に空きがなかったら
飛び乗れてなかったら、15分早く着かなかったら、タクシーの
運転手さんの力強い後押しがなかったら、、、と思うと奇跡の
奪還です!!!
高速船は往復で5,970円もするので、タクシー代とあわせると
高くつきましたが、勉強料と思うようにします^^;