実行委員会のメンバーは8時40分に集合して諸々の打合せと
準備をおこないました。
一段落ついて11時前には早弁を^^;
そして、いよいよ、研修のスタートです!
関東の各県からぞくぞくと参加者が集まってきました。
テーマはプロ活!
司法書士がおこなうプロボノ活動に焦点をあてています。
開会式が無事に終わり、休憩ののち全体会が始まりました。
タイトルは、感じろ!『プロ活』魂を!
東京でプロボノといえばこの人!という方が実例を披露して
くれましたが、この研修の凄いところは、3つのエピソードの
当事者さん(ご本人)もいっしょに登壇して、実体験を生の声で
聞かせてくれたことです。
1つ目は、必要のない人まで無理矢理入院させ、一度入ると
出れなくなる、過去に事件にもなったことのある精神病院からの
救出支援の話。
2つ目は、乳児院・児童養護施設・里親等を転々として
10代でホームレスになり、精神的にもボロボロになっていた人の
未成年後見人として、人としての支援の話。
派遣切りに遇い、路上生活を余儀なくされ、生活保護を申請
するも、不適法な理由で3回も却下され、最終的には訴訟に
踏み切り、長い長い時間を経て勝訴判決を勝ち取った話。
どれも実際にあった出来事というだけでも、その支援活動は
聞いていて息をのむものでしたが、当事者さんの話はさらに
リアリティーを増すものでした。
私自身そうであるように、参加者の皆さんは、自分がそこまで
やるのは無理・・・と感じた人が多いとは思いますが、困っている
人を救うことの姿勢について、衝撃を受け、心に刺さるものが
あったはずです。
素晴らしい基調報告でした。