今日は震災関連の勉強会に参加しました。
震災の勉強会や研修会といえば、通常は避難区域の変遷や
原発の損害賠償がメインなのですか、今回はそれに加えて
放射能や放射性物質についての講義もありました。
しかも講師はなんと司法書士です(@@)
前職が放射線技師という変わり種の方でして!
原子の構造や性質、核分裂、細胞やDNAの話などもでてきて
せっかくわかりやすく説明してもらっているにも関わらず
化学や物理が超苦手な私にとっては、途中呪文のようになって
しまう箇所がありましたが、なるほどと思うことも多々ありました。
特に気になったのはストロンチウムについてです。
セシウムばかりが注目されていて、あたかもストロンチウムは
散らばってないような報道になっていますが、理論上、発生して
ないことは考えにくく、本当は存在してるけど、単に検出されて
ないだけではないかとのこと(><)
発ガンの要因としてはかなりのリスクがあるそうです・・・。
ただ、実際の被害としてわかるのは何十年後かもしれないし
因果関係の立証も困難ですよね。。。
放射性物質は計測できたとしても目に見えないし、また今すぐ
問題が起きるわけではないだけにどこまで対処すべきか
悩ましいですよね。
影響がない遠方に移住した人たちは、ある側面では批判
されることもありますが、住み慣れた場所を離れるという
苦渋の選択をしてでもあとで後悔したくないという信念は
すごいことだと思います。
特別に放射線量の高い区域は除き、一般的には原発から
近いほど放射性物質による身体への影響のリスクは高い
わけですが、例えば私たちのような東京都民は、それをどう
考えて、生活拠点を変えるのかどうかの選択は自己責任に
なるんでしょうね。