今日は寒空のもと多摩川の河川敷で、連盟主催の審判員講習会がありました。
息子が所属する野球チームからのススメで、練習試合も含め、これから公式戦でも塁審をすることになるので受けておいた方がいいと。
昨年も案内があったのですが、まだ入団して1か月だったし、野球未経験の身で審判なんてとんでもない・・・ということで遠慮しておきました。。。
しかし、1年経った今は状況が違いますからね。
連盟のホームページを見ると、人数に達し次第締め切るとなっていましたが、そんなにいないだろと。
しかし、なんとなくピピっときて申込をした直後に締め切られたようです(@@)
既に先週の公式戦で3人制の塁審をデビューしましたが、願わくば順序が逆の方がよかったですね。
自転車で会場に到着すると、富士山がクッキリと見えました!
先週の試合と同じ場所ですが、気づかなかったので、それだけ気持ちに余裕がなかったということでしょう(^_^;)
10時開始で、お昼を挟んで16時までの長丁場なので、もしかして主審もやらされる!?という不安がありましたが、2グループに別れていて初心者の方は塁審だけだと聞いてひと安心(^_^;)
逆にそれで6時間とはよほどみっちりやるんだなと。
審判部長を含む3人の講師の方が基礎から教えてくれました。
先週、とりあえずこなしましたが、細かい動きや発声などなど全然わかってなかったことに気づかされます。。。
アウトのジャッジで親指を付き出して腕を上にあげていましたが、ダメ出しされました(-_-;)
指は出さずにグーでドアをノックするようにと。
発声もアウトではなく、正確には「ヒズアウト」だと。
ヒーイズアウトの略です。
これはなんとなく聞いていましたが、本当に言うんだ!と。
ちょっと恥ずかしいですよね。。。
セーフは、先週、腕が上にあがっていると指摘されたので、真横になるように意識しました。
また、「同時」はアウトだと思っていましたがセーフなんですね(@@)
午前中は基本的な動作を繰り返し行いました。
お昼を食べて、午後はグランドで練習をしていた某中学校の野球部の協力を得て実戦形式です。
一塁と三塁の塁審の2人で、二塁も見ないといけないので、場面場面において役割が変わるわけですが、他にもそこまでやるんだというくらい動きが多くて。
例えば外野にフライが飛んだ場合、右中間なら一塁の塁審が「ゴーアウト!」と叫んで見に行きます。
それを受けて三塁の塁審と主審は「オッケー!」と発したのち、自らの役割を果たすために動きます。
また、内野ゴロが飛んだ場合、一塁の塁審の出番しかないと思っていましたが、三塁の塁審も二直といって、瞬時に二塁に向かうんですね。
これは、一塁への送球が乱れてランナーが二塁に向かった場合、一塁の塁審は見れないからです。
このようにいろいろな場面に備えて動くわけです。
キリがないので、このへんでやめておきますが、考えもしなかったものがたくさんあり、しかも瞬時に誰が、どのように動くのかを判断しないといけません(><)
いや~、これはなかなか大変です。
春の公式戦から塁審を担当する場合は、受講の証として受け取った連盟の印が押された審判員証を提出するようにと言われましたが、あんたほんとに受けたの?と言われそうです(-_-;)
もちろん、今日受講したことでいろんなことがわかりましたが、実践できるかどうかは。。。
審判が絶対なんだから自信をもってジャッジして、ケチやいちゃもんがついても動じないこと!!とのことですが、実際にいろいろ言われたら動揺しそうです(><)
真剣勝負の中、ワンプレーが勝敗を左右することもあるので、言いたくなるのもわかりますけどね。。。
なかなかにきつい役割ですが、こればかりは経験を積むしかなさそうです。