今日は朝6時過ぎの新幹線で被災地である釜石に法律相談に
行きました。
朝4時50分の出発ということもあって新幹線で3時間かかる
東京・新花巻間はほぼ爆睡^^;
新花巻からローカル線の釜石線に乗り、急行列車でもさらに
1時間40分かかるので遠い道のりです。
釜石に着いたあとはレンタカーを借りる手続きをしてまずは
腹ごしらえ。
早速、三陸お宝丼(いくら・うに・ホタテ)を食べて、海の幸を
味わいました。
ところで、東京よりは寒いものの想像していたほどではなく
ひと安心。寒いのは比較的得意ですしね。
むしろ先週帰省していた広島の方が寒かったような・・・。
しかし、花巻から遠野あたりまでは一面雪景色でしたが
山を越えて沿岸部に近づくとまったく雪が降ってないのは
驚きでした。
さて、お腹も満たされて、午後からは相談開始です。
震災後に東京から釜石に移り住んだ司法書士の方と合流して
仮設住宅2箇所をまわりました。
今日、法律相談会が開催されることは年末に各戸へのチラシ
配布をして周知されていましたが、相談者は現れません・・・。
寒いので外に出ている人もほとんどおらず、各戸に挨拶して
まわることにしました。
しかし、それでも玄関に出てきてくれる人はそう多くはありません。
実際留守なのかどうかはよくわからず。。。
たまに出てきてくれた人も「法律や暮らしのことで困ってることや
相談したいことはありませんか?」との問いに一律に「ない」
との返事。
既に2年近くが経過しても何も進展がなく、諦めの境地に達して
いるという情報はありましたが。
また、いきなり訪問されても警戒しますよね。
残念ながら弁護士ほどに司法書士は認知されていないので。
それでも地元NPOの人たちが声がけをしてまわってくれた
こともあって、談話室での相談会には4人ほど相談に来て
いただきました。
現状では解決できない問題もありましたが、聞いてよかったと
感謝されたものもあり、ホッとしました。
潜在的な相談はもっともっとあるはずなので、定期的に開催して
認知度をあげつつ信頼関係を築くしかないですね。
1日目の相談活動が終わり、ホテルにチェックインしたあとは
東京司法書士会が震災相談の際によく利用している居酒屋へ。
刺身の盛り合わせと海鮮鍋、〆に焼き魚をいただきましたが
めちゃくちゃ美味しかったですよ!
特にヒラメと鮭(けいじ)の刺身、焼き魚のいわしは最高でした。
けっこういい値段になりましたが、これも復興のための一助
ということで。
部屋に帰ったあとは明日の相談に備えてすぐに寝てしまいました。