平成28年2月8日 信託の目的は・・・
今日も連日の特別研修のチューターで、朝は直接研修会場へ。
終了後は事務所に帰って事務処理をしたあと、夕方からは
受講する側の研修に参加しました。
事務所滞在はわずか1時間でした。
さて、今日受けたのは成年後見の研修で、テーマは「後見制度
支援信託」
これは、被後見人さんが持っている預貯金を信託銀行に預けて
しまおうというものですが、目的は投資信託のような資産運用
ではありません。
平成22年6月から平成24年3月までの統計によると、親族
である後見人等が横領した総額は、約52億6千万円であり
1日平均にすると、なんと約800万円(@@)
これを何とか防止しようということで、平成24年2月から運用が
開始されたのが後見制度支援信託です。
後見人の手元には200〜300万円だけ残して、あとは銀行に
預けるわけですが、当初は3000万円以上預貯金がある人が
対象だったのが、今では500万円まで下がっています。
根本的な解決策とはいえず、また、成年後見制度の趣旨に反する
ということで批判も多いわけですが、手元になければ使うことも
できないので不正の額自体は抑えることができますよね・・・。
親族後見人の横領と書きましたが、数は圧倒的に少ないものの
残念ながら弁護士や司法書士などによる横領もあるわけで
専門職後見人がついている案件についても信託を導入しよう
という声もちらほら聞かれます。
残念な話ですね(><)