今日は先週に引き続きクレサラ消費者問題研修の第2回がありました。
テーマは「破産申立の実務」でした。
破産に関しては昨日も触れましたが、今日の研修でも東京地裁の
新申立書式の解説がありました。
私自身、東京地裁民事第20部への破産申立経験がまだないのですが
今日の研修を受けての感想は、記載事項が細かいなと感じました。
しかし逆に考えると、今まで他の裁判所で「ここはどの程度書くのかな?」
といった疑問を抱えたまま何となく書いていたものが、細部まで
わかりやすく指示されていますので、そういった意味ではむしろやりやすく
なったのかもしれません。
と、研修の内容はこのへんにしておきます。
研修のあとは講師の都合がつけば、室員で懇親会に行くのですが
今日はその懇親会がありました。
当初は軽くのはずが、気づけばアッというまに3時間経過!
話題はもっぱら債務整理や成年後見の仕事をするうえで各自が普段
抱えている悩みや問題点です。
司法書士の仕事は主に「不動産登記」「商業登記」「債務整理」「裁判」
「成年後見」ですが、特にうしろの3つについては、関連する業務や範囲に
関してどこまでやっていいのか悩むことがあります。
そして、時には依頼者のためにと思って行った業務が、あだとなったり
足元をすくわれることがあります。
ひとりひとりの司法書士が皆このような悩みを抱えながら仕事をしている
のですが、飲みの機会に「ああでもない、こうでもない」といった議論を
交わすことによって自分の執務姿勢や考え方を冷静に見つめ直すことが
できます。(酔ってはいますが^^;)
今日もそういった話題で大いに盛り上がりました。
いろいろ勉強になりました。