今日は今年度第3回で、令和6年としては最後の支部セミナーがありました。
昨年、今年とリアル開催が増えていますが、zoom(ウェビナー)による開催です。
私は運営側ですが、今回はパネリスト(参加者からは顔は見えませんが、講師や他の運営の人間からは見えます)として自宅からの参加です。
テーマは「渉外登記の実務」
平たく言うと外国が絡む登記ですね。
当事者が外国に在住の日本人だったり、日本に在住の外国人だったり。
もちろん外国に在住の外国人ということもあると思います。
昨今の円安により、日本の不動産は投資目的としても外国人から注目されているでしょうからね。
ところで、これは私に限らないと思いますが、この手の登記は苦手としている人が多いのではないかと。。。
苦手というよりは、未経験や経験不足からくる拒絶反応ですかね(-_-;)
食わず嫌いみたいな・・・。
ちなみに英語(外国語)ができるかできないかという話とはちょっと違います。
とはいえ、相手が外国人で英語でやり取りしないといけないとかだと、私はハナからお手上げですが(><)
では、どういう話かというと、登記を申請する際には添付書類として各種の証明書を提出することが多々あります。
普通の(日本在住の)日本人だと、住民票や印鑑証明書、あるいは戸籍謄本等をサクッと取得してもらえばよいところ、韓国や台湾といったごく一部の例外を除いて、外国にはそういった証明書類はないですからね・・・。
もちろん代替措置はあって、基本的には在留証明書や署名(サイン)証明書、宣誓供述書を取得してもらうことになります。
ただ、これらを的確に説明、お願いしないといけないし、外国でのことなので、あっ、これじゃダメなんで(足りないので)もう1回行ってきてくださいといったことが簡単にできるとは限りません(><)
領事館が何百キロも離れた場所にあるといったこともざらのようですからね。。。
情けない話ですが、私の場合、外国に電話をかけたり郵便物を送ったりという前提の行為すらサクッとはできません(-_-;)
今日のセミナーはzoomということもありますが、テーマ的にも皆さんの関心が高いようで、非常にたくさんの方に参加いただきました!
また、初心者向けにかなりわかりやすく解説いただき、レジュメや資料も充実していたので、渉外案件に不安がある方も臆することなく受任してほしいですね!
自戒の念もこめて(^_^;)
たまたまですが、付き合いのある税理士さんから最近紹介された件は、当事者のお一人がハワイ在住みたいです。