実に7年ぶりに不当利得返還請求(いわゆる過払い)の提訴を行うことになり、本日、第1回の口頭弁論期日で東京簡易裁判所に出廷しました。
過払い訴訟は、7年前も年末に1件あっただけだし、その前年が2件、その前の年も3件だけで、件数が多かったのは平成22年までですかね。
そんな感じで、今となっては懐かしいですが、15年前は日常とまでは言わないものの、裁判所でのやり取りは毎月の普通の光景でした。
この間に民法が改正されましたが、訴状を提出した際に遅延損害金の部分について指摘を受けて、一瞬ドキッとしました。
事なきを得ましたが。
被告(相手方業者)の答弁書には、いくつかの反論が記載されていて、あ~、そういえばこんなのあったよなぁと。
7年間のブランクというと、小学2年生のときにやったことを中学2年生になって、久々にやるようなものですからね(^_^;)
ここは念のためと思い、最新の実務書をAmazonで購入したのですが、けっこう時間がかかり、やっと昨日届きました。
昨日の夜と今朝、関係がある論点について頭に入れておきました。
電車がめちゃくちゃ遅れていたので、ちょっと焦りましたが、早めに出ておいたおかげで15分前に裁判所に到着。
せっかくなので、法廷に入って他の事件を傍聴しました。
私の前が、いわゆる業者事件(貸金請求事件)で、10数人分の期日をまとめてやっていました。
ようやく私の順番がまわってきたので原告席に着席。
ちなみに被告は欠席ですが、答弁書を提出しているので、擬制陳述といって出頭した扱いになります。
私も訴状を陳述。
1回目なので通常は次回期日を決めて瞬時に終わりというケースが多いのですが、裁判官から進行についての意見を聞かれました。
相手方からの提示額では和解できないため、反論の準備書面を出すことを伝えて、次回期日を決めて退廷しました。