今の事務所がある部屋には、司法書士が5人と行政書士が1人いますが、事務所自体は全員バラバラで、電話番号も6個あり、お互いに他の人にかかってきた電話に出ることはありません。
仕事についても、ごくごく稀に手伝うことはあっても基本的には別々です。
が、今回、諸事情につき珍しく2人で共同受任することになりました。
私ではないもうひと方の依頼者さんなので、どちらかというと私はオマケですけどね(^_^;)
ただ、事務手続きは私が中心に行うことになりそうです。
仕事の内容は遺言執行ですが、私たちは遺言執行者ではなく、遺言執行者の方から委任を受けた代理人という立場です。
遺言執行の仕事は9年前にやりましたが、その一回しか経験がなく・・・。
また、この間に民法(相続法)が改正され、いろいろ変わりました。
今回のような復委任は、改正前だと原則はできませんでしたからね。
今日、正式に委任を受けたのですが、久々+経験不足に加えて法律も変わっているため、木曜日に実務書を注文し、金曜日から昨日にかけて勉強しました(^_^;)
直前にならないとやらないのはいつもの悪い癖ですね。。。
改正部分については研修を受けてなんとなくはわかっていたものの、やはり実際に仕事をすることになり、必要に迫られて確認するのが一番ですね。
遺言執行における実務特有の部分なんかはまさにそうで、知識を入れようとする姿勢(気合い?)が段違いですからね。
しかし不思議なもので、私自身、遺言が絡む仕事なんてそうそうないのですが、先日、弁護士さんから自筆証書遺言による登記の依頼があり(これは論点が山盛りです・・・)先週は他の事務所の司法書士から、立場的に微妙なので遺言執行(今回と同じく遺言執行者からの復委任)を代わりにやってくれないか?と連絡があり。
普段はそこまで交流がある方ではなく、急な話だったので、いったん保留にしましたが、同時にまとめてできるのは、いろいろな意味でありがたくはありますね。