8月6日は広島県民にとっては特別な日です。
もちろん私自身は戦争は経験していないので、実際に経験した方々とは、思いや認識もまるで違うわけですが。。。
今日も手をあわせましたが、小学生の頃は、校内放送があって一斉に黙祷をしていました。
私の実家がある東広島市は、爆心地からは30キロ以上離れているので、直接の被害はなかったようですが、父が生まれたのがちょうど終戦の年の2月だったので、亡くなった祖母が赤ちゃんの父をおんぶして原爆のきのこ雲を見たと話していました・・・。
昔はお盆になると、お墓参りのために親戚一同がうちに集まっていたのですが、そのときに実際に戦地に赴いたおじさんの生々しい話をよく聞いていました。
母方の実家が呉なのもありますが、亡き祖父は、あの戦艦大和を製造する作業員を一時期やっていたみたいですからね。
昔、図面の一部を見せてもらったことがあります。
戦地に赴いた方々、戦争を経験された方々がいなくなる日が近づいているわけですが、日本が経験した戦争(敗戦)について、この先どのように継承していくべきかは悩ましい課題なのではないかと思います。
私自身、深い知識があるわけでもないので偉そうなことは言えませんが。。。
さらに年月が経つと、私のように戦争経験者の方々から直接話を聞いた世代もいなくなるわけで。
息子たちが生きていく日本、その先の世代が生きていく日本はどうなっていくのでしょうか。
ウクライナなどのこともありますが、隣国のことを考えると、日本は二度と戦争をしない、巻き込まれないとはいえない情勢になってきているような気がします。。。