今日は裁判関係の研修を受けました。
少額訴訟がテーマで、内容はペットを預けるホテル(?)の宿泊費(??)の未払い請求。
人じゃないので宿泊費なのか何なのかも論点です。
少額訴訟というのは訴える額が60万円以下で、裁判所に提出する書類(訴状)も一般市民の方が利用しやすいかたちになっています。
簡易迅速に結論を出すことを主眼に置いているので、期日(法廷での審理)も基本的には1回で終わりです。
逆にいうと、そこで全てを出し尽くす必要があるということですね。
講師は私もよく知っている方でしたが、裁判の経験も豊富で、すごく分かりやすかったです!
また、内容はリアルに取り扱った事件の話なので聞き応えもありました。
ところで、少額訴訟は60万円以下なので、司法書士にも代理権がありますが、平成18年に私が初めて代理人として法廷に立ったのが○○簡裁での少額訴訟でした!
懐かしいですね。
緊張しました^^;
その事件は、相手(被告)と全然交渉ができなかったので、判決をもらって、そのあと執行(差押え)もやりました。
執行は地裁の事件なので司法書士には代理権がありませんが、少額訴訟の判決による執行の場合のみ司法書士でも代理ができるので、私が代理人として。
もちろん初めてでしたが、裁判所も初めてだったようで、書記官の人からちょっといろいろ検討させてと電話がありました。
12月だったのに事件番号か第1号でしたからね(@@)
満額とはいきませんでしたが、預金口座を押さえて回収しました。