今日は東京青年司法書士協議会の主催で「偽造書類等による
トラブルを防止するための心構え」と題して研修を開催しました。
昨年合格したばかりの新人さんを含め、非常にたくさんの方に
受講いただき、大盛況でした!
内容が内容なだけに部外者が侵入しないように会員証や
合格証書の確認を厳格におこない、休憩時の再入場の際にも
厳しいチェックをおこないました。
講義の内容についてはここに書くことはできませんが
身が引き締まる非常によい研修だったと思います。
残念ながら年に何回かは、偽造書類やなりすましによる詐欺的な
不動産売買等に司法書士が巻き込まれることがあります。
年々騙す側の手口も巧妙になっており、普通に気をつけた
くらいでは防ぎようがないものもあるみたいですが、やはり
いかに注意深く確認するかが我が身を守る唯一の手段であり
仮に損害賠償の裁判になった場合や懲戒申し立てをされた
場合にも過失の有無を判断する大きなポイントになるようです。
「まさか自分がそんなことには巻き込まれないでしょ!」
私もそうであり、これがほとんどの司法書士の認識だと
思いますが、現実に被害者であり加害者になっている
司法書士がいるわけで、明日は我が身と思って精進するしか
ありません。
しかし、偽造書類を見破る自信は全然ないので、大切なのは
目先のお金に飛びつくことなく、怪しいものには手を出さない!
まずはこれが一番ですね^^;