今日もまた研修のチューターで裁判の傍聴に行きました。
傍聴の対象は簡易裁判所の事件ですが、今日は見るべき事件
(当事者尋問や証人尋問をやるもの)がなく、仕方ないので
お隣の東京地方裁判所に行きました。
今回見た事件も双方に代理人の弁護士がついていましたが
先日の2回の傍聴と違ったのは、原告・被告の当事者尋問
だけではなく証人尋問があったことです。
尋問の際には真実を述べることを宣誓させられますが
当事者(原告・被告)は嘘をついた場合でも過料ですむのと
ちがって、証人は偽証罪にとわれます。
とはいえ、何を証言するか(しないか)については弁護士との
あいだで、かなり綿密な打ち合わせがされているはずです。
今回の事件では原告の親が証人だったので、立場は完全に
原告寄りで、基本的に被告に有利な証言は出てきませんが
それでも場の雰囲気で熱くなったり、頭の中が白くなったり
することはあるでしょう。
ポロっとでてしまい、今のはちょっとまずいのでは・・・という
場面もありました。
私自身、地裁の事件を傍聴したのは試験に合格した年以来
なので約7年ぶりでしたが、やはり簡裁よりも訴えている額が
大きい分、緊迫感も増しました!