今日は第4回新宿支部セミナーが開催されました。
テーマはコミュニケーション力向上のコツ 実践トレーニング
でしたが、今回のセミナーの目玉は「実践」です。
実際に2人組になって、いくつかの事例でコミュニケーションを
とる練習をしました。
他の多くの仕事にも言えることでしょうが、司法書士の仕事に
おいても依頼者とのコミュニケーションは欠かせません。
特に困りごとで相談に来られる人から、いかに問題の本質を
聴き出して信頼関係を築くかはとても重要です。
今日のセミナーを受けて感じたのですが、普段は何気なく
している会話もテーマを与えられて、あらためて話すとなると
変に意識してギクシャクしたり、考えすぎたりしてなかなか
うまくいきません。
ところで、私は大学時代に「聞き上手」と言われてて
よく後輩の悩み事などの相談にものっていました。
そういう経験もあって、司法書士は自分に向いているんじゃ
ないか?と思いました。
しかし、この仕事についてもうすぐ6年ということもあり
多少の慣れもあって、ふと我に返ると「聴く」ことよりも自分の
意見を言う(言い含める)ことの方に重きを置いているのでは?
と思うことがあります。
今日のセミナーの練習でも、聞き手役なのに途中で意見を
言いたくて仕方ない場面が多々ありました。
自分を見つめ直すいい機会になりました。
講師の先生は、結局その人の本当の気持ちは本人にしか
わからないと言われていました。
でもこういったセミナーを受けることで、そして自分の考え方や
意識を変えることで、少しでも相手のことを理解できる話し方
聴き方が向上する余地はあると感じました。
人の話をちゃんと聴く。
これは仕事でも家庭でも友人関係でも、もっとも大切なこと
なのかもしれませんね。