私が室長を務めるクレサラ・消費者問題対策研修室の研修が
本日開講しました。
全8回の長丁場で、すべて土日の開催です。
クレサラ(多重債務)の相談や依頼自体が減っていることもあり
受講者数も年々減っています。
一時は150人を超える人気の研修でしたが、今日の出席者は
わずか50人でした。
しかしながら東京以外(茨城県や長野県など関東の他県)から
わざわざ参加していただける方もいて、その点は企画側としても
嬉しいです。
本日のテーマは 「債務整理と生活保護」 ということで
お持ちの弁護士さんに講師をお願いしました。
単なる机上の知識だけではなく、長年の現場経験があるため
すごくわかりやすい講義でした。
先ほどクレサラ(多重債務)の案件は減っていると書きましたが
生活保護を必要としている方々は逆に増えています。
仮に借金の問題が解決したとしても、仕事がなかったり
収入が少なかったりすると完全な生活再建にはなりません。
そういった意味でも債務整理の実務をおこない、かつ、真の
生活再建をサポートする司法書士にとっては生活保護の
知識は欠かせません。