今日は赤穂浪士の討ち入りの日でした。
小学生の頃、年末に里見浩太郎が大石内蔵助(くらのすけ)を
風間杜夫が淺野内匠頭(たくみのかみ)を、森繁久彌が吉良
上野介(こうずけのすけ)を演じて、主題歌は堀内孝雄の
「憧れ遊び」だった忠臣蔵を見て感銘を受けたのを覚えています。
単純に敵討ちが成功した爽快感もありましたが、幼いながらに
それぞれの浪士の葛藤や苦悩など、色々と考えさせられました。
しかし、当時は最後に全員が切腹を命じられたことにどうしても
納得がいきませんでしたが、今なら理解もできます。
ところで、私はサラリーマン時代に勤めていた会社の最寄り駅が
泉岳寺でした。
ここは淺野内匠頭と赤穂浪士が葬られていることで有名!
ですが、実は一回も泉岳寺に行ったことがありません・・・。
一応行く暇もないくらい忙しく、余裕もなかったということに
しておきましょう(にわか忠臣蔵ファンですね^^;)
昨日の日記にクレーム対応のことを書きましたが、新橋にある
和菓子屋さん(このお店は淺野内匠頭が切腹をした屋敷の
跡地にあるとのこと)には「切腹最中」なるお菓子があるそうです!
場所柄、クレーム対応のため謝りにいくサラリーマンが多いと
いうことで^^;
怒っているお客さんにこれを差し出して和やかになるかどうかは
けっこう紙一重のような気はしますが、発想は面白いですよね。
最後に小さい頃に忠臣蔵を見て、正確な意味はわからないながら
心に響いた淺野内匠頭の辞世の句を。
風さそふ花よりもなほ我はまた春の名残をいかにとやせん