Yahooの記事にクレーム対応の鉄則はとにかく相手の話を
聞くことだと書いてありました。
サラリーマン時代に勤めていたエレベータの会社の部署が
サービス部門で、新規顧客だけではなく、既にメンテナンスの
契約をしているお客さん(むしろこちらの方が大多数)が対象
だったため、売るのも仕事ではありましたが、クレーム対応の
頻度もかなり高かったです。
激しく怒られたことや、ねちねちと嫌味を言われたことなど色々と
思い出されます。。。
おそらく7年半で普通の人の一生分(かそれ以上)は怒られたんじゃ
ないでしょうか!
しかし、多くのクレーム対応を経験して思ったのは、まさに記事に
書いてある鉄則の通りで、怒りを言葉にしてどんどん吐き出す
ことで徐々におさまってきます。
不思議なもので怒られているこちらも聞いているうちにだんだん
慣れてくるんですよね^^;
タブーは相手の話をさえぎることや反論することだそうですが
一度上司といっしょに謝罪にいった時にあまりにもお客さんが
納得してくれない(許してくれない)ものだから、上司がポロっと
「機械なんだからどんなに点検しても故障する時はしますよ・・・」
と言ってしまいました(><)
納得してくれないとはいえ、1時間くらい話をして少しずつ終息に
むかっていたものがまた一気に振り出しに戻り・・・。
上司ながら心の中で「こいつ、なにをぬかしとんねん(怒)」と
思いました。
あと、記事の最後にクレームの対応は相手との距離を縮めて
逆にチャンスに結びつく可能性もあると書いてあり、これもひとつ
思い出しました。
私が担当していた大手のマンション管理会社に謝罪に行く際に
相手は支店長だというのに、こちらは部長が忙しいからといって
(実は逃げてるだけ!?)ひとりで行かされました。
それでなくても怒っているところに肩書きもないぺーぺーがひとりで
来たものだからさらに怒りは爆発!!
しかし途中からは「お前もかわいそうだな」と同情され^^;
そしてひょんなことから出身はどこかという話になり、広島ですと
答えたところ、その支店長も同じ広島で、その後は地元の話で
盛り上がり、最後には、大事な時に上司が来ないような会社は
辞めてうちに来いよと言われました。
司法書士の仕事はサラリーマンの時と比べるとクレーム対応の
頻度は比べものにならないくらい少ないですが、まったくない
わけではないので経験は凄く活かされています。