今日は成年後見の研修を受けたのですが、悪天候にも関わらず
たくさんの会員が出席していました。
前半が「医療行為の同意」後半が「専門職後見人による後見事務
遂行上の留意点・問題点」ということで、どちらのテーマも興味
深かったのですが、特に後半は講師が東京家庭裁判所の判事
だったこともあり、皆の関心が高かったように思います。
司法書士の業務は色々とありますが、おそらくは成年後見が
一番悩むことが多いというか、明確な答えがない問題点が多い
仕事だと思います。
なので、まさに自分たちの業務を監督している裁判官の講義は
大変貴重です。
立場上はっきりとは言ってもらえない部分も多々ありましたが
それでもいろいろなケースについての裁判所の考え方や
適切と思われる対処の方法、これはセーフかな、これはアウトかな
といったことなど、なるほど〜とうなずく内容が盛りだくさんでした。
親しみやすい感じの裁判官で話が面白かったのもよかったですね。
今後の仕事に活かせればと思います。