今日は成年後見の勉強会でした。
前回は葬儀と境界について講師を招いての勉強会でしたが
今回も日本ケアフィット協会から講師の方々に来ていただき
サービス介助士について色々と教えていただきました。
この資格知ってますか?
私は初めて知ったのですが、身近なところでは鉄道会社の駅の
係員や航空会社の地上勤務の方などが取得している率が
高いようです。
では、実際には何をする資格かというと、高齢者や障害をもった
方々が、日常生活において苦労される場面において介助をする
というものです。
本来は資格の有無に関わらず、周りの人たちが皆率先してやるべき
ことですが、なかなかそうもいかないので、資格という形を通して
思いやりの心と行動を広めようというものです。
また、資格があることによって(学んだことによって)自信をもって
介助をおこなえるようです。
講師の方の話によると、資格取得の教習(実技あり)によって
高齢者や障害をもった方々がどのような場面で苦労しているのか
どのように感じているのかや接し方についてなど、気づく点が
非常に多いとのことです。
企業としての取り組みや会社からの勧めなどとは関係なく
個人的に資格を取得する方も多いそうで、具体的にはテキストを
読んで勉強して(筆記試験あり)、2日間の実技研修を受ければ
取得できるようです。
お金と時間はかかりますが、視野は広がりそうですよね。
特に成年後見を業務とする司法書士にとっては、高齢者や
障害をもった方への接し方はわからない部分や思い込みも多く
このような資格を取ることで、また違った視点が生まれるのかなと
思います。