今日は女子医大のソーシャルワーカーさんを講師に招いての
新宿支部セミナーが開催されました。
(ちなみに司法書士は全員どこかしらの支部に所属しています)
テーマは後見業務における被後見人に対するコミュニケーションの
取り方ということで、私たち司法書士が後見の仕事をするうえで
ご本人に接する際にどのような心構えや方法でで臨めばよいのかを
医療現場で働く方の立場からわかりやすく解説していただきました。
認知症やその他の精神疾患のメカニズムについても講義いただいた
のですが、講義の中で予想外にちょっとしたゲームがあり、これが
けっこう盛り上がっていました。
内容は4〜5人のグループをつくって、競り(せり)をするというものです。
手元に100万円の資金があると仮定して、健康、仕事での成功、
幸福な家庭生活、自由な時間、安心できる未来、良好な近所づきあい
他者からの信頼などの30項目の中から自分が欲しいものに金額を
つけて競り落としていきます。
今回はたまたま近くに居合わせた人同士でグループをつくりましたが
身近な人たちでやると性格や価値観の違いが表面化してさらに
面白いかもと思いました。
このゲームの狙いもまさに人の価値観は様々であり、違っている
ということを理解、認識するべきというものでした。
支部の役員をやっている関係で講義全部を聞くことはできなかった
のですが、その他にもストレスとの向き合い方など、非常にために
なる内容でした。