ベイスターズの筒香選手による少年野球についての問題提起を
受け、そのあり方について波紋が広がっているみたいですね。
うちも1年生の9月に野球を始める際に色々懸念があったので
思わずYahoo!の記事を読みました。
大きく分けて2つの問題があり、選手(特に投手)の酷使の
問題と、いわゆるお茶当番と呼ばれる、保護者への事実上の
ボランティア強制の問題で、その二つともの被害にあったという
お母さんのことが書かれていました。
少年野球チームは年々減っていて、この10年間で半分以下に
なっているようですが、大会の数は逆に年々増えていて
強豪チームは最多で年間200試合も出場するんだそうで(@@)
プロでも公式戦だけなら143試合ですからね。
その結果、投手は投げ過ぎにより、小学生なのに肘や肩の
手術をする子がかなりいるとのこと(><)
手術により完治する保証はないし、場合によっては早くも
将来の夢が断たれるかもしれません・・・。
そのお母さんの息子さんはエースでしたが、二度も肘の
手術をすることになり・・・。
それなのに監督は、半笑いで、また治れば投げれるじゃんと
たいしたことではないという雰囲気で・・・。
ゾッとしたそうです。
もうひとつのお茶当番の方は、息子が野球チームに入る際に
一抹の不安がありました。
野球ではないものの、私が髪を切ってもらっている方の娘さんが
バレーボールチームに入っていて、お茶当番があるんだそうで。
しかも段々エスカレートしていて、ミルクティーじゃないと
いけないとか、砂糖だかミルクの量や熱さとかまで気を使う
必要があるんだといった話を聞いた記憶があり・・・。
広島の幼馴染みも以前に息子を野球チームに入れていた
みたいですが、試合の際の送迎や練習のときの審判など
あれやこれや半強制で、凄く大変なので結局辞めてしまったと・・・。
もちろん人によって好き好きはあるのでしょうが。
もともと妻が見つけてきたチームですが、そういうのはない
らしいよと言っていて、あったら無理だよ・・・と念押ししました。
実際チームに入ってみて、親が交代で飲み物を用意するとかも
ないし、それ以外も何かをやらないといけないというのは
一切ありませんでした!
車で移動しないといけない場合も全てコーチ陣が出します。
唯一あるのは、2年生までは親が練習会場の公園まで
送り迎えをしないといけないことですが、これはチームのルール
というよりは小学校のルールです。
3年生になって自転車教室を終えれば、一人で行って帰っても
大丈夫です。
なので、上級生の子は、自分だけで来て帰る感じです。
もちろん親が練習を見るのは自由ですが、途中で帰るのも自由。
私も送りに行った際は、いきなり帰るのもアレなので、しばらくは
いますが、仲良しのお母さん方の井戸端会議的な雰囲気の
中には入れないので、そのうちフェードアウトします。。。
それでも一番に帰るのはそこそこ気まずいので、最近は公園の
入口までいっしょに行って、そこで見送り、走りに行きます^^;
虫のいい話かもしれませんが、逆にあまりにも何もしなさすぎで
監督さんやコーチ陣の方々には申し訳なさも。
たがらといってコーチをやる気はないのですが。。。
そのお母さんは、結局2回目の手術のあと、恐くなって野球を
やめさせたみたいですが、応援の際の横断幕の用意や送迎
その他諸々、とにかく野球チームのために役割と責任を果たす
ことで頭がいっぱいで、息子さんがエースだったにも関わらず
投げている姿を思い出せないと・・・。
今は野球に対して、憎しみしかないそうです。。。
試合に遅刻するなんてあり得ないから、前日の夜は早く寝る
ようにと、叱り飛ばすことも多々あったと。
散髪屋さんの話じゃないですが、お茶当番なんかも、最初は
監督やコーチがほぼ無償で頑張ってくれているんだから
その労に少しでも報いるためにと始まったことなのでしょうが
それがエスカレートしていき、常態化してしまったんでしょうね。
酷使の問題もチームを強くしたい、勝たせたいという気持ちの
現れで、紙一重だとは思いますが、さすがに手術するまで
というのはやり過ぎで、あってはならないことだと思います。
プロの選手のそれとは全然意味が違いますからね。。。
神奈川のチームで、罵声、酷使、お茶当番などの強制を全て
排除したチームのことが紹介されていましたが、野球をやりたい
という子に前述のような問題の懸念から、中学に入るまで
我慢してと言っていたのが入れることができたと!
親は送りに来て、しばらくは練習を見てる人もいるけど
そのうち皆いなくなると。
飲み物は子供たちはもちろん、監督やコーチも持参するし
大会や練習試合で移動が必要な場合は極力、電車やバスを
利用すると。
他の習い事との掛け持ちやプライベートの予定で練習を
休むのも問題ないと。
また、できるだけ皆が試合に出られるようにするため、定員制に
しているところ、入団希望者が多く、やむなくお断りすることも
多いのだとか。
ただ、そうなると逆に「なんで練習をよく休む子を試合に
出すのか・・・、勝てないじゃないか」という保護者からの声もあり
勝利至上主義を捨てたはずのに、徐々にそれを求める方向に
なっていると。。。
息子のチームもコーチ陣が車を出すこと以外は、ほぼほぼ
このチームと同じような環境ですが、決定的に違うのは
入団希望者が少ないこと(><)
1〜4年生(ジュニア)と5・6年生でカテゴリーが分かれている
のですが、ジュニアは息子の学年は4人しかいないし
(息子を最後に1年半誰も入っていません・・・)2年生と1年生は
1人ずつだし、来年は単独ではチームを維持できないんじゃ
ないかと・・・。
この差は(-_-;)