平成31年1月3日① 陸上部だったこともあり
今日も朝からガッツリ箱根駅伝を観戦。
東洋の逃げ切りによる5年ぶりの総合優勝と青学の奇跡の逆転
優勝による5連覇が注目されましたが、結果は、、、
復路を2位でスタートした東海大学が7区で逆転して、平成最後の
箱根で初優勝を飾りました!
青学はさすがの強さを発揮して復路優勝。
総合でも東洋を抜いて2位に上がりましたが、その先にさらに
もう1校いましたね。
負けて強しの印象でした。
東海は今までも優勝候補にあげられることがありながら結果が
出ませんでしたが、黄金世代と言われる3年生が力を発揮しての
優勝なので連覇もありえますね。
青学ももちろん返り咲きを狙っているでしょうが、強い4年生が
抜けるのでどうなるか。
東洋は昨年活躍した1年生がさらに力をつけているので来年は
今年よりも楽しみでしょう。
駒澤、東洋、青学と黄金時代が続きましたが、東海の時代が
くるのか、返り咲きがあるのか、はたまた新興勢力が現れるのか
来年も楽しみです!
ところで、純粋にどこが勝つのかの競争を見るのも楽しいわけ
ですが、陸上部(しかも長距離)だったこともあり、細かい部分も
駅伝っていいなと感じます。
例えば、次の区間の選手が中継所で、最後の力を振り絞る
前の区間の選手に檄をとばすところ。
タスキ渡しの瞬間、次の走者にたのんだぞと声をかけ、背中を
ポンポンと叩くところ。
精も根も尽きて倒れこむ選手もいますが、今自分が走ってきた
コースに深々と一礼する選手もいます。
そして、私が一番気持ちがわかるというか感動するのが、監督が
伴走車の中から走り終えた選手にスピーカーでかけている
労いの声です。
「はい、〇〇お疲れさん」
「〇〇ご苦労様、よくがんばったな!」
と。
中でも4年生に対しての「〇〇お疲れさん、4年間ありがとう」
という言葉にはウルッときますね(T_T)
私も中学生のとき、駅伝大会で何回か監督に伴走してもらい
ましたが(車ではなくスクーターです)あの檄で本当に残っている
力を振り絞れるんですよね。
監督のために、次の選手のために、チームのために。
そして中継の際にかけてもらう「よう頑張った!」という声が
本当に嬉しかった。
私たちは1月2日と3日に走るところだけを見るわけですが
各校とも、たくさんいる部員の中からたった10人しか箱根に
出られないわけで、監督は悩みに悩みに悩みに悩んで
当日走らせる選手を決めるわけです。
選手も監督も箱根にかける並々ならぬ想いがあるでしょうからね。
そんな色々な想いが様々な場面に表れています。
今からまた来年どんな感動が待っているのか楽しみです!