朝の番組で、会社の社長が一番多く住んでいるのは港区だとやっていました。
六本木や麻布十番などがあるので、それ自体は納得ですが、驚いたのは、人口でいうと6人に1人の割合なんだそうで(@@)
これは凄いですよね!
平成18年に会社法が施行された際に、株式会社の資本金規制が撤廃され、それまで最低1000万円必要だったのが、いくらでも(1円でも)よくなりました。
また、有限会社ではなく株式会社にしたい場合は、取締役会(取締役が3人以上必要)と監査役が必須で、いわゆる役員を自分以外にも最低3人集めないといけなかったのが、代表取締役1人だけでもよくなりました。
会社を作りたい!と思ったら自分だけでもいいわけで、資本金もさすがに1円は極端だとしても50万円や100万円で設立できるようになったわけです。
合同会社といって、株式会社よりも費用を抑えて設立できる形態の会社もできました。
そういう意味では「社長」になるハードルは、昔と比べるとめちゃくちゃ下がったと言えます。
社員が数百人いる会社の社長も、自分だけで社員がいない会社の社長も社長には変わりないわけですからね!
会社は設立の登記によって誕生するので、司法書士は関わりが深いのですが、私自身はそこまで新規の会社設立の依頼が多いわけではありません。
それでも数えてみたら今までに36社の設立登記の依頼を受けて申請していたので、社長の誕生に携わってはいますね。