令和2年10月19日 あの素晴らしい場所で・・・
私のガラケーで撮影してもこの綺麗さですからね。実物はもっと、も〜〜っと綺麗です♪そんな楽しい話をした日の夜、妻から「怖いね」というタイトルで送られてきたメールは、、、琉球新報の記事で、阿嘉島(あかじま)の北浜(ニシバマと読みます)ビーチでシュノーケリングをしていた56歳の女性が死亡したと・・・。阿嘉島は慶良間諸島にある小さな島で、那覇から高速船なら約1時間で行けます。いろいろと想い出深い島で、私が一番好きな島です。初めて行ったのは、一回目の司法書士試験が終わったあとの一人旅の時ですが、なんにもない(コンビニありません!)島ののんびりした雰囲気と最高の海に魅了され、虜になりました。その後、会社員時代の先輩たちや長野の司法書士の友人たちそして、私の両親や弟も連れて行きました。妻と付き合い始めて初めての旅行も必然的に阿嘉島へ。その4か月後の10月にもまた阿嘉島に行き、8月にしたプロポーズの返事をもらったのが、まさにニシバマビーチでのシュノーケリングの時でした。ここですね。
https://www.churashima.net/photo/gallery/201801/05.html
さっきの下地の海とはまた違った青さで息をのみます。ニシバマビーチが注目されがちですが、港のすぐわきにある阿嘉ビーチは岸からすぐのところに見事なサンゴの群生がありかなりの確率でウミガメにも会えます。木々の間の細い山道を抜けた先にヒズシビーチという隠れ家的なビーチがあったりもします。今年で10年目の(はずだった)寄せ集めメンバーのわいわいツアーの第一回の行き先も阿嘉島でした。夜、携帯の光だけをたよりにヒズシビーチに行って、月明かりの中波の音を聞きながら皆でお酒を飲みました。隣の慶留間(げるま)島との間にかかった阿嘉大橋のど真ん中に寝転んで、星空を眺めたりもしましたね。ほとんど車は来ませんが、たま〜に来るので注意です。昼間は、橋の上から最高に綺麗な海が見渡せます。このように数々の想い出が詰まった島であり、ビーチ(海)なのです。記事を読むと、ライフジャケットを着てなかったみたいですね・・・。もし着ていたら事故は起きてなかったのかもなぁと。。。かくいう私も、今はいっしょに行く人も含めライフジャケット着用厳守ですが、昔は・・・。私自身、泳ぐのは大の苦手ですが、シュノーケルとマスクをつけていれば1時間でも浮いていられるという経験に基づき、あんな窮屈な(泳ぎにくい)もの着てられるかという感じで。。。ある時期までは、さきほど書いたいっしょに行った人たちもライフジャケットなし・・・。思えば、妻を初めてニシバマビーチに連れて行ったときもライフジャケット着てないんですよね・・・。ここの海はちょっと特殊で、波打ち際からドロップオフというスコーンと深くなっている場所まで、かなり距離があります。ただ、頑張って沖まで行くと、そのご褒美にたくさんのカラフルな魚がいて、白砂の海底も綺麗です。コンディションがよければ透明度は30メートル以上あります!今考えると恐ろしい限りですが、当時、妻はシュノーケリングをやったことがなくて、口に水が入ったりでうまく呼吸ができず苦しかったらしく、さらにかなり沖に出たところで波をかぶって一瞬パニックになり、溺れかけたんですよね(><)大丈夫だから!と落ち着かせて事なきを得ましたが、もしそうでなかったらと思うと・・・。ゾッとします(-_-;)ほとんど泳げない私でさえという、このミラクルな器具への信頼感でもあり、裏を返せば過信ですね。。。ニシバマで初めて私がシュノーケリングをしたときなんか慣れているとはいえ一人きりですからね。もちろんライフジャケットはなしです・・・。あんな沖合で、もし溺れても誰も気づいてくれません。。。本当に素晴らしいところですが、現実にあの場所で痛ましい事故が起きたんだと思うとやりきれない気持ちです・・・。自身と大切な人の命を守るためにライフジャケット、絶対に着用しましょう。